大鳥神社の秋祭り、池袋東口の東通りの街角で大きな京風の山車を見かけた。関東だと川越、飯能、青梅、秩父などには昔から大きな山車があるが都内にはこのような山車は見かけない。よく見かけるのはいわゆる子供向けの山車だ。今年なぜかこの町会に本格的山車が出現した。町会の人に話を聞くと秩父から借りてきたそうだ。この山車のおかげで祭りが盛り上がっている。よく見ると山車は前の車輪が一輪で全体で三輪車の構成をし ている。最近作られた山車のようで三輪構成のため、引き回しが容易で街角を曲がるのも難なくやって遂げる。引き手も少なくていいようだ。反面、四輪の昔の山車のように街角を曲がる時の醍醐味がないのが残念だ。山車の高さが高いので電線を退ける役が天辺に乗っている。山車はなんと行っても共同作業だ。 平成24年9月9日 |